大切に乗ってきたバイクを処分。処分方法にはさまざまなものがありますが、どんな処分方法をとるにしてもトラブルは避けたいものです。こちらの記事では、バイク処分時にトラブルを避けるためのポイントについてみていきます。
バイクの処分方法には、売却するにせよ無償で手放すにせよさまざまな方法があります。
バイク業界には、国内の大手バイクメーカーなどによる「二輪車リサイクルシステム」があります。原付・小型二輪・軽二輪を対象に、全国170か所の指定引き取り場所でバイクを引き取ってもらうことができます。
引き取りは無料ですが、一部引き取りの対象外となるバイクもあります。(公財)自動車リサイクル促進センターのホームページで検索できますので、事前に確認しておきましょう。引き取り場所の一覧も、同センターのホームページからたどることができます。
対象車両・引取基準|公益財団法人 自動車リサイクル促進センター
https://www.jarc.or.jp/motorcycle/object/
費用・持込先|公益財団法人 自動車リサイクル促進センター
https://www.jarc.or.jp/motorcycle/fee/
「二輪車リサイクルシステム」では指定引き取り場所以外にも、全国に約8,000か所もある廃棄二輪車取扱店に持ち込むこともできます。廃棄二輪車取扱店の一覧も、上記の(公財)自動車リサイクル促進センターのホームページからたどることができます。
バイクの買取業者に買い取ってもらうこともできます。ただしどのようなバイクでも買い取ってもらえるとはかぎりません。壊れていて自走しないバイクや、あまりにも古いバイクの場合、買い取ってもらえない可能性があります。
バイクのほか、さまざまな不用品を回収している業者に依頼することもできます。こうした不用品を回収するには市区町村の「一般廃棄物処理業」の許可、または市区町村の委託が必要ですが、許可や委託を受けずに回収している業者がいるとして国が注意をうながしています。そうした業者により、廃棄物が違法に処分されている例が確認されているとしています。
環境省_廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用しないでください!
http://www.env.go.jp/recycle/kaden/tv-recycle/qa.html
バイクの廃車を専門にあつかっている業者もあります。自走できるバイクはもちろん、動かないバイクも引きとってもらえる可能性があります。
バイクを処分する際、バイク買取業者は買い取ってもらえればすぐ処分できて便利です。ですが、トラブルになることもありえます。
買取査定のあとでなんらかの不備が見つかったり、事前に報告していなかった不具合があった場合には、査定後でも買取価格を下げられる可能性があります。
上述の通り、買取業者では動かないバイクやあまりにも古いバイクの場合は買いとってもらえない可能性があります。基本的に自走できるバイクでないかぎり、よほど希少価値のあるようなものをのぞいて買い取ってもらえないことも多いと考えておきましょう。
最近では、ホームページやメールなどでオンライン査定を行っている買取業者もあります。ただオンラインでは型番など数字であらわせるスペックと、写真による情報をもとに査定することになります。
数字には出てこない部分や写真にはうつっていないところで不具合があった場合、現物のバイクを確認したあとで査定金額が変わる可能性があります。
一概には言えませんが、査定に時間がかかる場合もあります。特にオンライン査定の場合、先方がこちらからの連絡を確認し忘れていれば、それだけ時間がかかってしまうことになります。
「価格が異なる」と同じように、査定で分からなかった不具合や事前に申告していなかった事項が売却後に判明した場合、違約金を請求される可能性があります。
バイク買い取り店にかぎりませんが一度査定などを依頼すると、その店で売却するつもりがなくても何度も連絡が来る可能性があります。
買取業者以外に、不用品回収業者に依頼する場合に考えられるトラブルについて考えてみます。
無料だと思って決済の前にバイクを渡してしまうと、あとから代金を請求される可能性があります。
バイクを売却する際には、廃車しておく必要があります。バイク専門の業者ですと売却の際に一緒にやってくれることも多いですが、ほかの業者では、かならずしもそうではない可能性があります。
以上、バイク処分の際に起こりうるさまざまなトラブルについてみてきましたが、こうしたトラブルを避けるにはどうすればいいのでしょうか。
バイク専門の業者であれば、廃車や料金面の心配は少なくなります。できれば実績の豊富な業者を選びましょう。
品物を売買する場合には基本的なことです。交渉時にどれだけ相手の印象が良かったとしても、実際にお金のやりとりをする前には、かならず契約書を用意してもらって内容を確認するようにしましょう。
全国展開している「バイク処分.com」なら、バイク処分の専門店であり、実績も豊富なので安心です。
バイク処分にはさまざまな方法がありますが、トラブルには十分注意しましょう。特に無料の回収業者は国が啓発していることもあり、処分方法としてあまりおすすめできません。迷ったら「バイク処分.com」のような、より処分に特化した専門の業者が安心です。
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